市立南小学校(田中弘子校長)で6月19日、横浜DeNAベイスターズの小杉陽太選手と平田真吾選手が訪問授業を行った。
ベイスターズの選手会が市教育委員会事務局らと協力して行う「星に願いを」プロジェクトの一つで、選手が県内の小学校で夢を持つことの大切さなどを伝えている。今年、南区の小学校で行われるのは初めて。
同校の6年生73人に大歓声で迎えられた両選手。野球を始めたエピソードやプロアスリートとしての心構えなどを熱く語り、小杉選手は「夢を持つことは恥ずかしいことでも何でもない。叶えるためには思い続けることが大事」と話した。投手として活躍する2人に、児童からは「球速を上げるにはどうしたら」という質問があがったほか、「引退したらどんな仕事に就くか」と意表を突いた質問もあり、平田選手は「故郷の山口県で”元野球選手”とふれ合える機会を増やしてあげたい」と語った。
地域の野球チームに入る林大貴君は「体力作りに関することなど、学ぶことが多かった」と話し、真壁澪さんは「夢を諦めないことの大切さを知った」と現役選手との交流を喜んだ。
田中校長は「夢を持つことの意味が伝わったと思う。『今は夢を持てなくても大丈夫』と(児童に)話してくれたことも良かった」と振り返った。
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