スタートで飛び出す松下さん（右）（IR-Collection Co.,Ltd）
自転車競技「ＢＭＸ」のトップ選手で弘明寺町在住の松下巽（たつみ）さん（23）が７月５日に茨城県で行われた全日本ＢＭＸ選手権に出場し、３位に入った。
ＢＭＸはホイールの直径が20インチ（約50cm）の自転車で１周約３００ｍの起伏、傾斜が激しい砂のコースなどを最大８人で走り、順位を争う競技。五輪種目にもなっている。
国内の頂点を決める同選手権男子エリートの部は13人で争われた。昨年は２位で初優勝を狙う松下さんは予選で上位に入り決勝に進出。決勝は選手権４連覇中の長迫吉拓選手がスタートから飛び出し、松下さんは３番手から追ったが、届かずにそのままゴール。
松下さんは「優勝できなかったのは残念ですが、今の自分ができるパフォーマンスは出せたので満足しています」とコメント。今後も２０１６年のリオデジャネイロ五輪出場を目指し、世界を転戦していく。
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