宮元町在住の写真家・西村建子さんがこのほど、中国にいる残留孤児や田舎の風景を撮影した写真集「哀愁の大地・旧満州」を出版した。
西村さんは1980年代から報道写真家・浜口タカシさんの事務所スタッフとして、肉親探しで来日した中国残留孤児を取材。以来、中国東北部を中心に孤児や風景を撮影してきた。写真集には80年代に撮影した52点が収められている。
出版を祝う会が9月26日、ロイヤルホールヨコハマで開かれ、浜口さんらの呼びかけに応じた約200人が集まった。
会の中で西村さんは「残留孤児には日本と中国の2つの祖国がある。写真を通してその人々の気持ちが多くの人の心と頭に刻まれ、若い世代にも語り継がれればと思う」と語った。
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