商店街活性化策として全国で行われている「まちゼミ」に関するセミナーが9月24日、南区役所で行われ、商店街関係者など約40人が参加した。
まちゼミは、商店主らが講師となり、店内で専門的な知識を受講者に講義、実技体験を提供するもの。2002年に愛知県岡崎市で始まり、これまでに全国210カ所で行われている。
セミナーでは、まちゼミを立ち上げ、普及に取り組んでいる「岡崎まちゼミの会」代表の松井洋一郎さんが仕組みや全国の成功例を説明した。
松井さんは受講者の4分の1がその後も固定客となって来店している実績を紹介。「買い手、売り手、世間の三方よしが実現できるのがまちゼミ」と力説した。
講義を聞いた南区商店街連合会の長谷川史浩会長は「まちゼミはとても興味深い事業」と話し、活性化策の一つにしたいとしていた。
来年2月開催へ
南区役所は来年2月に区内商店街を対象にまちゼミを実施する予定。今後、店舗向けの説明会を行い、新たな顧客作りを支援する。
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