南区小唄協会(奥村初穂会長、本名・多美子=人物風土記で紹介)の稽古が8月4日、睦コミュニティハウスで行われた。
同会は短い歌詞が特徴の小唄の普及を図ろうと奥村さんが2011年に設立。月に2回、同所で稽古する。
同会の5人が参加。奥村さんの三味線に合わせ、春の宵に人恋しくなる気持ちなどを歌った小唄「ほどほどに」を合唱。奥村さんは、寂しさや人に会いたい気持ちを表現する抑揚を付けた歌い方などを伝えた。
小唄に似た邦楽「端唄」を10年前に習っていた六ツ川在住の水越敬子さん(80)は「みなさんとの会話や新しい歌を毎回覚えられることが嬉しい」と話し、同会の存在を知って歌を再開したという。奥村さんは、「短い歌詞の中に深さがある」と小唄の魅力を解説し、三味線の音を響かせていた。
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