永田南の特別養護老人ホーム「南永田桜樹の森」と浦舟町にある「横浜市浦舟ホーム」の2施設が11月23日、西区で開催された県主催の介護フェアで「かながわベスト介護セレクト20」に選出された。
同賞は県が今年度創設。介護サービスの向上や人材育成、処遇改善に取り組んだ事業所を表彰するもの。66件の応募があり、南区の2施設を含む県内19の事業所が選出された。
負担少ない介護実践
南永田桜樹の森は約80人のスタッフが在籍。同じ敷地内にデイサービス、訪問入浴サービスなどの事業所を併設し、入所系サービスは92人が利用する。福祉用具を使用した「持ち上げない介護」を推進し、スタッフと利用者にとって負担が少なく、安全な介護を実践。長時間勤務が課題だった夜勤の時間短縮などに取り組む。石橋博則施設長は「積み重ねてきた小さな取り組みの成果。職員の励みになる」と受賞を喜んだ。
充実研修で質高める
浦舟ホームは要介護5の利用者が約7割。重度の認知症や医療ケアが必要な人の受け入れを積極的に行う。運営母体の横浜市福祉サービス協会が設置する研修センターで職員の資格取得の支援や、認知症介護の実践、安全管理で必要な研修などを行って質の高い介護サービスの提供に努めている。石川恭子所長は「利用者とスタッフが笑顔でいられるよう、今後も良いチームワークで福祉の素晴らしさを伝えたい」と語った。
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