振り込め詐欺を未然に防いだとして、宿町郵便局(武藤修局長)に5月24日、南警察署から感謝状が贈呈された。
5月、高額の預金引き出しに訪れた70代女性に同局の職員が声を掛けた。その後、武藤局長らが女性に話を聞くと、息子をかたる男から「金が入ったバッグを落とした」という内容の電話があったことが分かり、南署に通報。積極的な声掛けで詐欺被害を防いだ。
南署管内で今年5月25日までに発生した振り込め詐欺は14件で、被害額は約2600万円。南区内では連日、犯人からの「前兆電話」の通報が届いている。
南署生活安全課は「電話で金を要求されたら詐欺を疑い、警察や家族に相談を」と呼びかけている。
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