1月の成人式で「はれのひ」の被害を受けた人向けに、晴れ着撮影などを行う企画が2月20日、27日に中区で行われた。市美容組合連絡協議会(中野利彦会長)が主催し、2日間で新成人7人が参加した。
同組合の美容師が着付けやメイク、市写真師会が記念撮影を無償で行い、晴れ着の丸昌横浜店=南区西中町=が衣装を提供した。
参加した港北区在住の女性は「最初は嫌な気持ちだったけど、何度も晴れ着を着ることができて、かえって貴重な経験になりました」と笑顔を見せた。
同組合によると今回、本紙などで被害者に参加を呼び掛けたところ、参加申込のほか、美容師から手伝いの申し出や、市民から手作りの髪飾りの提供などがあったという。
中野会長は「多くの人の善意や協力により実施できた。今後も美容組合の良さを生かした活動を行っていけたら」と話した。
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