高校生と防災訓練
山王台西自治会(高橋悦子会長・世帯数170)は、大規模災害時における自助・共助の力を高めようと、消火栓を使った放水や担架による搬送、AEDの使用法などを学ぶ実践的な防災訓練を毎年行っている。
今年は9月8日に開催。自治会員のほか、付近にある横浜国際高校の生徒、南消防団、南消防署や永田地域ケアプラザ、介護老人保健施設「レストア横浜」の職員など、100人以上が参加した。
簡易担架を使った搬送訓練では声を掛け合いながら負傷者を運ぶなど、異世代が手を取り合って災害時の行動を確認した。同校の縄野洸(ほのか)さん(2年)は「災害時に担架が近くにあるとは限らない。布を担架替わりにして人を運ぶ講習はためになった」と話した。
同校の裏門付近は自治会の「いっとき避難場所」に指定されており、災害時は高校生と協力して消火活動などにあたる可能性もある。
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