南消防団(涌井正夫団長)に横浜南郵便局から風見和浩局長ら8人が10月1日付で入団した。消防団員は定員の395人に満たない状況が続いているが、今年度中の定員確保を目指そうと、企業などの事業所への呼び掛けを強化し、入団促進を図ってきた。今回の8人の入団で定員まであと8人に迫った。
郵便局からは風見局長のほか、総務部長や窓口、金融渉外の部長ら各部署の責任者が入団した。南消防署や消防団から郵便局側に協力を求める話があり、風見局長は「市内のほかの郵便局でも消防団に入っている実績があり、地域に貢献できればと思った」と話す。局長以下、幹部が入団したことは「まずは責任者が入り、そこから広げていきたい」としている。今後、局内で呼び掛け、新たな団員を募っていくという。
小出健署長は「サラリーマン団員が増えて、平日の昼間は区内に団員が約4割しかいない。手薄な時間帯に活動してもらえるのは大きい」と話す。
事業所に呼び掛け
全市的に消防団員が不足する中、市は今年度中に定員を満たす目標を掲げている。南消防団は昨年12月1日時点で335人だった団員が10月1日時点で387人になった。事業所などへの呼び掛けが入団につながっている。涌井団長は「年内の早いうちに定員に届くようにしたい」としている。
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