南区内で10月、交通死亡事故が相次いで発生した。9日に睦町で自動車と自転車が衝突、12日には中島町で自動車とバイクがぶつかり、自転車、バイクの運転手が死亡した。発生場所はいずれも交差点だったことから、南警察署は交差点進入時の一時停止、安全確認を行ってほしいと注意を呼び掛けている。
二輪車関係が増
南区での事故発生件数は減少傾向にあるが、高齢者や子どもの飛び出し、自転車に関係する事故が前年を上回っている。特に、区内での自転車関係の事故は事故全体の22・6%を占めており、バイクなどの二輪車事故の発生件数は事故全体の35%にのぼる。南署でも危険個所に警察官を配置し、自転車に乗る人への注意喚起や悪質運転者に対する警告指導に力を入れている。
運転適性相談
神奈川県警は11月1日から10日まで、高齢ドライバー運転適性相談周知強化旬間を実施。高齢者による交通事故の増加や高齢化社会の進展を踏まえ、高齢運転者による交通事故防止対策として行われるもの。運転免許センターの適性相談室や住所地を管轄する警察署で受付を行っており、運転者や家族に対して職員が必要な助言や指導、運転免許の自主返納についての説明を受けることができる。ほかにも、運転免許センターに作業療法士を配置。障害や一定の病気を患っている人に対しての医療機関への受診案内を行っており、気軽に利用してほしいと呼び掛ける。
南署交通課の志澤俊雄課長は「交通事故は平和な家庭に突然起こる不幸。交通ルールを守る意識と周囲を思いやる心を持って安全に運転してほしい」と話した。
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