8月30日に西区北軽井沢で発生した市営バス降車直後の交通死亡事故を受け、県警は横断歩道に近接したバス停留所の調査を行い、11月28日に南区の4カ所を含む84カ所の危険度を公表した。
県警は、バス乗車時に信号のない横断歩道にかかる停留所をリストアップ。交通量や児童が通るかどうかなどを調査し、危険な順に「A」から「C」の判定を行った。これによると、危険度が高い「A」とされたのは9カ所。
南区内では相鉄バス「会館前」=清水ヶ丘179=が「A」とされた。この停留所は大原隧道そばにある。信号のない横断歩道の真横にあり、バスが停車する際は、横断歩道を完全にふさぐ形になる。また、付近はスクールゾーンに指定されている。横浜聖隷病院方面に向かうバスは平日の場合、1時間に1本程度で全16本が運行。バスが通る道路は交通量は多くないものの、道幅が狭く、車同士がすれ違う際は減速する姿が目立つ。
県警は今後、各停留所を管理するバス事業者や道路管理者と安全対策を検討していく。
南区内のそのほかの3カ所は次の通り。▽市営バス・神奈中バス「大岡住宅前」=大岡3の13=、判定B▽神奈中バス「井土ケ谷下町」=井土ケ谷下町3=、判定B▽相鉄バス「どんどん商店街」=庚台32=、判定C
84カ所の情報は県警ホームページでも公開されている。
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