大岡川や中村川、堀川と川辺を会場としたイベント「よこはま運河チャレンジ」が、11月16日に行われる。会場の一つである蒔田公園では屋台やライブがあるなど、川と食、音楽を楽しめる企画が用意されている。
水上交通など
新港ふ頭などのベイエリアと内陸部の桟橋を結ぶ水上交通をはじめ、朝市や食の市なども開かれる予定。
中区などのNPO法人や横浜市などで組織される「よこはま都心部水上交通実行委員会」の主催。このイベントは昨年まで「運河パレード」として行われていたが、船団によるパレードだけではなく、水上交通や地域間連携、防災など運河活用の可能性を探っていくことを目的に、「挑戦」を冠した名称に改めた。
船団行進
メイン会場も日ノ出町駅そばの日ノ出桟橋から、堀川の石川町会場に変更。恒例の船団パレードはこれまでと逆回りで、石川町から蒔田公園、日ノ出桟橋へと吉田新田をぐるりと巡り、海上へ出るコース。
光のイベントも
蒔田公園では、屋台が出るほか、馬車道発横浜アイドル「ポニカロード」のライブ、日枝小学校4年2組による学習発表などがある。蒔田公園会場は、12月に同公園でアートイベント「光のぷろむなぁど」を行う大岡川アートプロジェクト実行委員との共催で、光のぷろむなぁどへ向けたキャンドル作りのワークショップなどもある。
今年は元町・中華街会場と、10月末にオープンしたばかりの「横浜ハンマーヘッド」がある新港ふ頭にも会場を設ける。
同委員会で企画部長を務める川井嘉和さんは「先人が遺した資産である運河を活用して地域間連携や水上交通の可能性を追求していきたい」と話している。
午前9時30分から日ノ出桟橋で横浜中央卸売市場本場直送の朝市、メイン会場の石川町では、午前11時30分から中消防署による水難救助訓練も。イベント全体の開催時間は9時30分から午後4時
水上交通は16日だけでなく、11月8日と10日も実施される。中区の前田橋や石川町と横浜ハンマーヘッドを結ぶ航路や石川町と日ノ出町を内陸めぐりで結ぶ航路もある。乗船は一般500円。同委員会は「この機会にぜひ水上交通を体験してほしい」と呼び掛けている。
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