「こども食堂」など、子どもの居場所の運営者団体などが情報交換を行う交流会が10月31日、フォーラム南太田で行われ、約40人が参加した。南区役所や区社会福祉協議会、地域子育て支援拠点「はぐはぐの樹」などによる「子どもの居場所づくりネットワーク」の主催。
食堂や学習支援など、多様化する子どもの居場所の運営者同士のつながりを作ろうと、2017年から交流会を開いている。今年度の交流会は6月に続いて2回目。
こども食堂が増えていることから、前半は区食品衛生係の担当者から、食中毒予防法について話を聞いた。後半は6月の交流会で情報共有した、居場所の中で子どもの安全を守る方法に関して、各運営者がどのように対応したかなどを確認。その上で、地域の子どもたちのためにできることを3グループに分かれて話し合った。
こども食堂を1年間続けてきた運営者からは「こども食堂というと、当初、貧困の子どもを支援するイメージを持っていたが、始めてみると誰もが集まる場所になった。運営の方向性を改めたい」と感想を語った。これに対し、ほかの居場所運営者から「対象を限定するのではなく、高齢者も含めて誰もが訪れる場所にすることが大切」などのアドバイスが送られた。
同ネットワークは、今後、今年度に小学校で配布した居場所の活動日や内容を示したマップの内容を更新しながら、連携を深めていく。
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