秋季全国火災予防運動(11月9日〜15日)に合わせた消防訓練が11月7日、イトーヨーカドー横浜別所店で行われた。
今回の訓練は、多くの人が出入りする大型商業施設との連携強化や、施設関係者の災害対応能力向上を図ることが目的。当日は同店スタッフと南消防署員ら約130人が参加した。
1階のフードコートで火災が発生し、スタッフが防火センターに連絡するところから訓練が開始。スタッフは署員の指導の下、消火器や消火用散水栓を使った初期消火訓練を行った。
通報を受けた署員らは、逃げ遅れた人がいる状況を想定した人命救助訓練を決行。高層階までロープを伸ばし、ダミーの人形を救出した。最後に一斉放水を行い、消防訓練が終了した。
同店はより防災への意識を高めようと、訓練後も消火器操作や火事の煙を体験するなどした。同店の松島孝義店長は「我々は商品販売だけでなく、お客様を災害などから守る役目も担っている。学んだことを生かしていきたい」と話した。
地元団体と連携
横浜別所店は経営方針の中に「地域コミュニティの形成」を掲げ、地元団体との関係強化に努めている。認知症の人や家族を応援する「認知症サポーター」を講師として招き、認知症への正しい理解を深める講習会などのイベントを定期的に行っている。
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