花之木町3丁目の旧南区総合庁舎の跡地に2022年に開業する複合商業施設のテナントの一つとしてスポーツクラブの「ルネサンス」が入ることが明らかになった。スポーツクラブに加え、デイサービス施設などもルネサンスによって運営される。複合商業施設のテナント名が公表されたのは今回が初めて。
跡地の市有地は昨年8月、JR西日本不動産開発=大阪市=に約11億5千万円で売却されることが発表された。
建物は地上4階、地下2階、延床面積1万6540平方メートル。食品スーパーや医療施設などのほか、地域交流施設を設けることが予定されている。
スーパーとともに核テナントとなる「スポーツクラブ ルネサンス 蒔田(仮称)」は、22年秋オープン予定で建物の3、4階に入る。トレーニングジムやスタジオ、プールを設ける。運営する株式会社ルネサンス=東京都=によると、同社は現在、全国で98店舗のスポーツクラブを直営。横浜市内では、地下鉄港南中央駅そばなど、港南区、西区、保土ケ谷区に計4店舗がある。
デイサービスも
今回はスポーツクラブのほか、リハビリに特化したデイサービス、障害のある児童を預かる放課後等デイサービス施設を同社が建物2階に併設させる予定。同社は出店の理由を「人口密集地域であり、地域貢献を満たす複合施設として当社のコンテンツを展開できるため」としている。
複合商業施設全体は、JR西日本不動産が大阪や兵庫などで運営している「ビエラ」の名称になる予定。スポーツクラブとともに核となる食品スーパーも正式な契約がまとまり次第、テナント名が発表される見通し。
蒔田地区の町内会長の男性は「スポーツクラブやスーパーに人が集まり、私たちが求めていた地域交流施設が使いやすいものになってほしい」と話している。
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