六ツ川地域ケアプラザ(菊池秀明所長=人物風土記で紹介)が開所20周年を迎えた。福祉にとどまらない地域活動、交流の拠点として住民に親しまれている存在になっている。2月23日には節目を祝う「六ツ川地域ささえあいまつり」を六ツ川地区連合自治会と六ツ川大池地区連合自治会と開催する。
同所は2000年開所。指定管理者として、社会福祉法人横浜大陽会が運営する。
デイサービスや地域包括支援センターなどの介護事業だけではなく、多世代交流の拠点としての役割も果たしている。
「楽しい」を体現
親子で参加できるダンス教室や囲碁将棋サロンといった幅広い講座を開き、地域住民の「楽しい」を体現する。同所と同じく20年、六ツ川に住む女性は「講座を通して新しいつながりができた特別な場所」と福祉活動の拠点にとどまらない存在になっている。
「六ツ川に根ざした施設」をモットーに、町内会の夏祭りなど、地域の行事にも積極的に参加。今年度は30以上の催事に携わるなど、活動の場は広がりを見せる。
20年の節目を祝おと、23日に「六ツ川地域ささえあいまつり」を開く。昨年まで実施していた「みんなで交流ケアプラまつり」を新装する形での開催となる。
以前から好評の模擬店に加え、新コーナーを盛り込んで生まれ変わる。キーホルダーやコースターを作る「こども手芸コーナー」、「ケアプラ20周年記念ブース」といった節目を祝う企画も目白押し。記念ブースでは、環境保全の推進などを掲げたエコバッグ500個が配られる(先着順)。そのほか、同所を拠点に活動するサークルや血管年齢などを測る健康測定なども行われる。
六ツ川地区連合自治会の会長で、ささえあいまつりの実行委員長を務める最上直さんは「施設の20周年を祝うにふさわしい祭りになる。子どもから大人まで楽しめる内容なので家族や友人と一緒に来てもらえれば」と参加を呼び掛けている。
午前11時から午後2時30分。入場無料。雨天時は内容を変えて開催。問い合わせは同所【電話】045・716・0680。
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