事実上の次の首相を決める自民党総裁選挙に衆院2区(西区、南区、港南区)選出の菅義偉官房長官が立候補したことを受け、南区では早くも「菅首相」の誕生を期待する声が聞かれる。
いち早く動いたのは横浜橋通商店街。菅氏の出馬への動きが報じられた直後から、首相就任が決まった際に掲げる横断幕の制作を始めた。同商店街の高橋一成理事長は「首相就任が決まったら日本で一番早く幕を上げる」と意気込んでいる。
9月2日の立候補表明会見で菅氏は「持っている力のすべてを尽くす覚悟」と語り、新型コロナウイルスの感染防止対策と経済活動の両立などを引き続き進めていくとした。自身の生い立ちとともに、横浜市議時代に取り組み、導入にこぎつけた「横浜型保育室」についても語った。
自民党総裁選は14日に投開票される。自民党神奈川県連は県代表が持つ3票の投票先を決める党員投票を行っており、候補者の中から最多得票の1人に3票を投じる。首班指名は16日の見込み。
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