完成したセルフガイドを持つ高橋さん
南区六ツ川３丁目に接する児童遊園地内にある市環境創造局環境活動支援センター＝保土ケ谷区狩場町＝はこのほど、子どもたちが身近な自然と触れ合うきっかけを作るために、アリを題材にした親子向けのセルフガイドを発行した。同局は年間を通じて、多くの市民が森に親しみ、樹林地の魅力と保全の意義を実感することを目的とした講座を実施している。
今回発行したセルフガイドは、新型コロナウイルスの影響で中止になった環境教育イベントの代替事業として作成されたもの。「親子向け」と「子ども向け」のそれぞれが用意されており、横浜市内の公園で見ることができるアリの図鑑や観察の仕方、アリの一生などがまとめられている。
セルフガイドの作成には今年から新たに環境活動支援センターに配属となった高橋舞加さんが関わった。高橋さんは「セルフガイドを持って親子一緒に近所の公園に出かけて、環境や自然を学ぶきっかけにしてほしい」と話している。
セルフガイドは同センターのサイトでダウンロード、または交流スペースでも配布している。問い合わせは同センター【電話】０４５・７１１・０６３５。
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