南太田在住のミュージシャン・関口敏朗さん(73)=人物風土記で紹介=が約50年前に収録した音源をCDにしたアルバム「Black HeartYokohama」が10月21日に発売された。音楽会社・ディスクユニオンがCD化。2640円(税込)。
アルバムは関口さんと「星空の南十字星(サザンクロス)」などの名曲で知られるギタリストで2011年に亡くなった柳ジョージさんらが1972年に録音したカセットテープ「黒の魂」の音源をCD化したもの。2人は南太田小学校の同級生でロックバンド「ムー」で活動をともにした幼なじみだ。
「ザ・ローリング・ストーンズ」や「ザ・ビートルズ」などのカバーを21曲収録。ギタリストで2007年に亡くなった成毛滋さんがギターやドラムなどを多重録音した旋律に2人の歌声を重ねた。関口さん宅で柳さんが歌う黒の魂にはないオリジナル曲も収録した。
「もう一度ステージに」
4月に喉の病気と診断されて闘病中。コロナ禍も重なり活動を自粛している。「昔の音楽仲間ともう一度ステージに立ちたい」という目標に向け、リハビリに励む。
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