記者が見た、聞いた、感じた、を伝える あっとほーむデスク 6月28日18:18更新
【水産卸売業・坪倉氏、横浜市長選に出馬意向】
横浜中央卸売市場内で水産仲卸業を営む「坪倉商会」などを運営する「金一グループ」会長の坪倉良和氏(70)=写真=が横浜市長選挙(8月8日告示、22日投開票)に無所属で立候補する意向を示した。近く会見を開く予定。
坪倉氏はこれまで、仲卸業を営みながら、魚をはじめとする食文化の発信や市場、商店街活性化などに取り組んできた。
本紙の取材に坪倉氏は「今までの経験から法律や慣例によって活動が制限されていることを強く感じていた」と言い、「横浜が国の言いなりになってはならない」と主張。IR誘致には反対の立場で、市が候補先とする山下ふ頭に、「時限的な社会実験の場として、食を楽しめる場を作るなどしたい」という。そのために、行政と企業や市民らによる会議を開き、政策決定の過程を公開し、市民の政治への信頼を得たいとしている。