横浜橋通商店街(高橋一成理事長)を5月11日、北海道石狩市の市立厚田学園の中学3年生2人が修学旅行で訪れ、石狩市や厚田の産品などを販売した。
修学旅行で体験
人口約2千人の石狩市厚田区にある同校は公立の小中一貫校。中学3年生は「9年生」となる。全校の児童・生徒は約40人で9年生は2人。修学旅行は11日から2泊3日の行程で、最初に横浜を訪れた。生徒は事前に厚田にある「道の駅」と相談し、横浜で販売する商品を選定。干しシイタケや豚汁の缶詰を商店街事務所前に並べ、生徒がチラシを配布しながら、買物客に呼び掛けた。予定の約2時間で用意した商品はほぼ売れた。北海道出身の買物客が生徒に声を掛け、出身地について話すなどの交流もあった。
同校は、1年生から地元の魅力を知り、それを道内外にアピールすることを意識した授業を展開。この日配布したチラシも生徒が製作した。
販売を終え、豊島麻優さんは「商店街は人が多いと感じた。豆腐やホタテなど、厚田のいい物を知ってもらえたら」と話し、吉田陽登君も「海産物のおいしさを知ってほしい」と語った。
同商店街は、2019年にも石狩市の別の中学校の修学旅行生を受け入れ、物産販売を行っている。コロナ禍で3年ぶりの受け入れとなったが、高橋理事長は「今後も石狩との関係を深めていきたい」と語った。
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