南消防団(有賀和彦団長)の「外国人防災指導チーム」が6月28日、多言語による熱中症予防キャンペーンを横浜橋通商店街で行った。日本語、英語、中国語、韓国語を使って呼び掛けた。
横浜橋通商店街と南消防署の共催。買物客などを熱中症から守るために、2019年から6月下旬ごろに行っている。
市によると、南区の外国籍住民は5月末時点で1万741人で、市内で3番目に多い。こうした状況から、外国出身の消防団員が中心となって、多言語で熱中症への注意を呼び掛けた。
当日は相原容子さんが日本語、高橋ちぐささんが英語、趙春梁(チョウシュンリョウ)さんが中国語、金正順(キムジョンスン)さんが韓国語で啓発。一日に1・2リットルの飲み水補給が必要なことや、人通りの少ない場所ではマスクを外すように訴えた。
心肺蘇生法の体験会も行われ、緊急事態への適切な対応策を発信したほか、熱中症への注意を呼び掛ける幅3・4m、高さ1・8mの横断幕とタペストリーをアーケードに掲示した。
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