神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
保土ケ谷区版 公開:2012年5月10日 エリアトップへ

「ほどがや 人・まち・文化振興会」の代表に就任した 羽根 一男さん 瀬戸ヶ谷町在住 72歳

公開:2012年5月10日

  • LINE
  • hatena

市民活動の「橋渡し」に

 ○…歴史の伝承や子育て支援、朝市の開催など、保土ケ谷区内では多岐にわたって地域を活性させる市民活動が行われている。そんな各団体に声を掛け、情報交換の場として利用してもらおうと発足したのがこの振興会。「異なる分野の意見を持ちよって、それぞれが伸びていってくれれば」と、地元の未来をしっかりと見据えている様子で語る。

 ○…22年前に大阪から瀬戸ヶ谷町に移り住み、保土ケ谷の緑の多さや歴史的な風景に愛着が湧いた。定年を迎えてからは大阪に戻ることなく、何か地域のためになることを、と水辺の保全活動から始めた。今では地元の連合自治会長や、保土ケ谷の歴史を語り継ぐ活動、小学校の体育館の開放などにも携わり、土日祝日関係なく忙しく過ごしている。「これ以上は増やせないよ、でもいつの間にか参加しちゃってて」と、周囲を放っておけない人の好さそうな笑顔をみせる。

 ○…元来、人と接することが好きな性分と自己分析。サラリーマン時代は油脂会社に勤め、社員達の声を取り入れた、より効率的なシステム作りに邁進。全国の支社を飛び回って意見調整に当たったが、中々相手と折り合えず立ち行かないことも。そんな時は論を交えていた相手と美味しいものを食べ、酒を酌み交わし語り合ったという。生みの苦しみも知っている分、今回代表を務めることになった振興会については「何かを新しく企画するのではなくそれぞれの団体ごとの発展を支援していきたい」と、意向を語る。そこでは、人と人との狭間で潤滑油として活躍してきた自身の知識と経験が、随所に活かされるに違いない。

 ○現在は妻と二人暮らし。食事時はお互いの毎日の報告に花が咲いている。

いずれは息子と暮らす予定だが、まだまだ現役。「今後もさらに多くの団体に加入してもらい、新しいアイデアを出し合ってもらいたい」と、保土ケ谷を想った連携作りに尽力は続く。
 

保土ケ谷区版の人物風土記最新6

青木 毅(たけし)さん

「ほどがや☆元気村」の4代目村長に就任した

青木 毅(たけし)さん

上星川在住 79歳

5月2日

浅原 誠治さん

4月1日にオープンした多目的アリーナ「横浜BUNTAI」の館長に就任した

浅原 誠治さん

中区在勤 52歳

4月25日

本田 悦二郎さん

保土ケ谷警察署の新署長に就任した

本田 悦二郎さん

川辺町在勤 57歳

4月18日

加藤 和さん

アートホールで開かれるDVD鑑賞会の上映前に舞台に立ち作品紹介する

加藤 和さん

花見台在勤 62歳

4月11日

山本 将大さん

ダウン症のドラマーで、地域を拠点にバンド活動を行っている

山本 将大さん

仏向町在住 18歳

4月4日

竹内 一郎さん

能登半島地震の医療災害対策本部DMAT本部長を務めた

竹内 一郎さん

横浜市立大学附属病院勤務 51歳

3月28日

㈱横浜建材工業

屋根と外壁のプロ 屋根の無料点検実施中。瓦一枚からでも!

https://yokoken.com/

<PR>

あっとほーむデスク

  • 4月11日0:00更新

  • 4月4日0:00更新

  • 3月21日0:00更新

保土ケ谷区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

保土ケ谷区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月2日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook