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保土ケ谷区版 公開:2019年4月18日 エリアトップへ

区独自のエンディングノート テーマは第二の人生の歩み

社会

公開:2019年4月18日

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エンディングノートを紹介する区職員
エンディングノートを紹介する区職員

 人生の転機を迎える50代後半から60代の区民が今後のライフプランを考えてもらうきっけかになればと、保土ケ谷区がこのほど「保土ケ谷区版エンディングノート『わたしのこれまで、そしてこれから』」を作成し、区役所高齢・障害支援課や区内に7カ所ある地域ケアプラザで配布している。

 一般的にエンディングノートは人生の最終章を迎えるにあたり、自身の思いや希望を家族などに伝えるもので10年ほど前から耳にする機会が増えてきた。暗いイメージで捉えられがちだが今回、区が作ったノートのテーマは「第二の人生をどう生きるか」。ノートを綴ることで自分の思いをまとめ、その思いを大切な人と分かち合い、つないでいくことに主眼が置かれている。

メインターゲットは50代後半から60代

 冊子はA4判21ページで構成。趣味や特技などを記し自分のことを把握すると同時に、生まれてからこれまでの人生を振り返ることで自身を見つめ直す項目からスタート。資産や相続・遺言に関するページも用意され、介護や医療、葬儀、墓に関する希望を記す項目も盛り込まれている。

 その上で1年後、3年後、10年後の自身の姿を想像し、そのためにどのようなことに取り組むかを記入するページが用意されているのが大きな特徴だという。最後には元気に暮らすためのヒントとなる情報や相談機関などが紹介されている。

 区担当では「ライフプランを考えることはどの世代の人にとっても大切なこと。その中でも今回は人生の転機を迎える世代である50代後半から60代の人たちをメインターゲットとして冊子の構成を考えた」という。

 冊子は今回、約3千部発行され、増刷も見込んでいる。区役所のホームページからダウンロードも可能だ。問い合わせは区役所高齢・障害支援課【電話】045・334・6328へ。
 

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