保土ケ谷区版 掲載号:2020年9月10日号 エリアトップへ

保土ケ谷産ワインづくりプロジェクトで原料となるぶどうを栽培する 三村 大輔さん 川島町在住 40歳

掲載号:2020年9月10日号

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伝統守りながらも新風を

 ○…江戸時代から続く農家に生を受け、農場で汗を流す日々。区内で始まった「地場ワインづくりプロジェクト」に原料となるぶどうを提供した。毎年、収穫を終えた秋から土を作り、冬場には剪定作業、梅雨時には房の形を綺麗に整えたり、小さい粒を除去する摘粒作業。手塩にかけて育ててきたぶどうを収穫し、8月末に醸造元となる山梨県内のワイナリーに運び込み仕込み作業が始まった。

 ○…「何代目になるのかわからないけれど、先祖が守ってきた大切な農地。これを守りながらも自分の色を取り入れていきたい」。この一言に注目を集める「横浜野菜」の生産者としての誇りを垣間見た。母親の影響で始めた剣道の力が認められ、高知の名門・明徳義塾高校に留学。親元を離れ厳しい寮生活を送り卒業を控えた時、家業を継ぐことを決心した。

 ○…大学で農業を学ぶことも考えたが「実践的な農業を身に付けることができるはず」と「県立かながわ農業アカデミー」に入学。「野菜栽培が中心の親父とぶつかるから」。アカデミーに通いながら鉄管で棚を組む所から始めたぶどう栽培は、20年を超えた。その味が知れ渡り今では全国各地に顧客が「三村ぶどう」を心待ちにしており、毎年この時期は発送作業に追われる。直売所「なないろ畑」には早朝から「三村野菜・果物」を求める客が列を成す。

 ○…4人の男児の父親。庭にはぶどう棚にも使われている鉄管を使ったお手製のバッティングゲージがある。学童野球チームに所属する小学4年生の三男がここで腕を磨いている。新たなチャレンジとなる地場ワイン製造プロジェクト。「挑戦する姿から何かを感じてくれたらね」。40歳を迎えた青年農家が新たな風を吹かせる。

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