横浜保土ケ谷ライオンズクラブの会長に就任した 山田 芳照さん 60歳
機運高め、前進
○…区内を中心に奉仕活動を展開している横浜保土ケ谷ライオンズクラブの56代目会長として、15人の会員を率いる。新型コロナウイルスの流行がいまだ続く中「どれだけのことができるか分からないけれど、諦めムードにならずにクラブを盛り上げていければ」。2013年度以来、2度目の会長職を全うすることを誓う。
○…クラブ入会時は最年少の38歳だった。当時の会員数は約60人。ほとんどが企業の代表、加えてライオンズ愛とボランティア精神溢れる熱い人ばかりで、例会での議論が白熱することもしばしばあった。そんな大先輩たちを前に「人前で話すのが苦手」な性格を自称するルーキーは大緊張の日々を過ごしていたという。入会から22年。今では当時の緊張も良い思い出だ。「活動を通して自分でも世のためになれてるんだって誇りに思えるし、何より良い仲間ができた。入会して本当によかったです」
○…父の代から65年以上続く戸塚区の建設会社「山田建設」に勤める。ライオンズへ入会したのも、保土ケ谷区内の顧客から誘われたことがきっかけだった。兄が代表、自身が専務として受け継いだ会社は現在「世代交代の時期」。バトンは昨年、甥に託した。「みんなしっかりしているから」と会社の未来に期待を寄せる。
○…家業を継ぐ前はプロのオートバイレーサーを志していた。50歳を過ぎて、バイク愛は再燃。富士や筑波のサーキットでレースに参加する。スポーツカーも好きで、SNSで繋がった趣味の合う仲間と交流を図ることも。「オタク気質なんだろうね」と分析しながら「速く走るための装置にはたまらなく美しいものがある」とその魅力を、キラキラとした少年のような表情で語った。
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