鶴見区内の企業5社が、東日本大震災の発生にともなう警察の災害警備活動などに協力したとして、鶴見警察署から感謝状を受けた。5月27日、贈呈式が同署であった。
感謝状を受けたのは、ナイス(株)(平田恒一郎社長)、(株)カワデン(松栁博社長)、(株)京三製作所(西川勊社長)、(株)ヤマヤ土建(山谷朋彦社長)、東亜鉄工(株)(中島義幸社長)の5社。
社屋を開放
震災発生当日、同署のある国道15号沿いは、都内から歩く帰宅困難者であふれた。ナイスの本社屋は同署の並びにあり、休憩場所を求める人らが署内に入る様子を見て、自発的に社屋の1、2階部分を開放。同署に対し、自社に誘導するよう伝えてきたという。
発電機など提供
震災後、4月8日までに区内で実施された計画停電は7回。エリアには国道1号も入り、主要交差点を含む29カ所の交差点が停電区域となった。
カワデン、京三、ヤマヤ、東亜の4社は、停電中も信号を灯すための発動発電機と特殊ケーブルを所有しており、鶴見署からの依頼を受け提供した。
各社の代表らは、「少しでも地元の役にたててよかった」と口を揃えていた。
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