区役所の「おもてなしの心」に高評価―。
横浜市はこのほど、2011年度の区役所窓口サービス満足度調査の結果をまとめ、鶴見区役所の窓口サービスにおける満足度が、90%を超えたと発表した。
この結果は、市が昨年11月1日から25日までの期間のうち4日間で行った窓口サービス満足度調査によるもの。「職員のあいさつ」や「待ち時間」、「プライバシーへの配慮」「案内表示のわかりやすさ」「職員の話を聞く態度」など計11項目で、全18区を対象に実施した。「調査は「満足」から「どちらともいえない」の5段階評価で、回答数は1区につき250人だった。
結果によれば、総合評価となる項目「全体的な印象」への回答で、鶴見区役所は「満足」が65・6%となり、「やや満足」の28・4%と合わせて94%が満足しているという評価となった。市全体の平均は94・4%で全区役所が2年連続満足度90%を突破。鶴見区は18区中、西区や旭区と並び11番目だった。
昨年度は86・9%で18区中16番目だった鶴見区役所だが、満足度アップの理由について「昨年度の評価を受け、職員をあげて改善のために努力した結果」と分析する。
結果を受け、山崎幹夫鶴見区長は「行政の最前線でやっている使命感に燃えて、職員一人ひとりが取り組んでいる。だが、数字では見えない部分で、まだまだと思っている区民はいるはず。今後も皆さんに満足してもらえるように取り組んでいく」と話していた。
また、全区で90%を超えたことについて横浜市は、「特に取り組みが変わったわけではなく、外部評価や職員研修で出た反省点をすぐにフィードバックするなど、地道な努力の結果だと思う。林市長が日ごろから言っている『おもてなしの心』が浸透してきている」と評価した。
鶴見区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|