福島の未来思い、鶴見で共演――福島県の伝統芸能などを招いた東日本大震災復興応援フェスティバルが3月3日、鶴見文化センターサルビアホールであった。
フェスは昨年5月に予定していたが、震災の影響で中止となった三ツ池フェスティバルの代わりとして行われたもの。三ツ池フェス主催の鶴見区文化協会が「復興イベントを」と、区役所とともに企画。横浜市と人事交流などを行っている福島県からゲストを招く形となった。
福島から出演したのは、喜多方市に伝わる県重要無形民俗文化財の下柴彼岸獅子舞や、昨年10月の全日本合唱コンクールで32年連続33回目の金賞を受賞した福島県立安積黎明高校合唱部など。鶴見からは生麦囃子保存会や上寺尾小学校合唱部が出演。鶴見区仏教会による声明もあった。
獅子舞のメンバーは、「招き励ましてもらい勇気が出る」と壇上で涙ぐみながら感謝。同校も「皆さんの温かさを感じる」と謝意を表し、日本一の声を披露した。
また当日、大本山總持寺が同校合唱部を昼食に招待。翌日には社団法人鶴見法人会が横浜港クルーズに招くなど、鶴見全体で福島を応援した。
鶴見区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>