大本山總持寺の境内や参道を会場に11月3日(土・祝)、「つるみ夢ひろばin總持寺」が開催される。今年から主催となる企画運営に鶴見区文化協会を迎えた同イベントは、会場など、規模を拡大して実施する。
イベントは、同寺が昨年鶴見移転100年を迎えたことを記念し、一昨年から企画。昨年までは總持寺が主催となっていたが、「100年を機にさらなる交流を」という寺と協会側の思惑が一致し、実行委員会という形での運営が決まったという。
参道から境内会場に
今回のテーマは、「地元鶴見の文化や歴史に親しみ、東日本大震災の被災地と絆を結ぶ」。總持寺と鶴見区との文化交流や、鶴見の文化や歴史を身近に感じることなどを目的とし、震災復興への思いも込めた。
昨年まで参道のみだった会場は、三門を抜け、境内までに拡大。参道から境内まで各種模擬店やコーナーなど計約60ブースを設置するほか、歌や伝統芸能などのステージも設ける。
回遊性へ一工夫
実行委員会では、会場全体に回遊性を持たせようと、のぼり旗やワッくんなどの着ぐるみで人を誘導するなど工夫を試みる。また、境内のステージの音楽を参道に流すことも計画中だ。
「歩くことによって、總持寺を知ってもらい、各ブースで鶴見の文化や歴史に親しんでもらえれば」と実行委員会は話す。
10月3日には、出店者への説明会があるなど、着々と準備が進む同イベント。地域と總持寺を結び、鶴見を盛り立てる新しい「お祭り」が間もなく幕を開ける。
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