熊手で運かきこめ 鶴見神社で酉の市
会場には巨大な熊手（右）も登場
鶴見神社で11月８日、酉の市が開かれ、境内には華やかな熊手を売る出店が並んでいた。酉の市は、毎年11月の酉の日に全国的に行われ、商売繁盛などを祈願する行事。お金や運をかき集めるという縁起物の熊手が販売される。
鶴見神社でも古くから行われ、花街があった昭和30年代から40年代には、多くの芸妓や商人が集まったという。「今は熊手を買う客は正月にシフトしつつあり、酉の市をやめるお宮も多いが、おかげ様でまだ続けられている」と金子元重宮司は話す。酉の市は二の酉の11月20日にも開かれる。午前８時頃から午後９時頃まで。問い合わせは鶴見神社【電話】５０１・４１２２へ。
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