ふれあいバスが運行開始 矢向一丁目・元宮地区に
横浜市交通局は、市民の通院や買い物に役立ててもらおうと、3月30日から矢向一丁目・元宮地区に生活支援バスサービス「ふれあいバス」の運行を開始する。
交通の便を向上
ふれあいバスは、交通局が利用者に対する利益還元策として、最寄のバス停が遠いなどの「交通空白地域」の利便性向上を目的に、運行するもの。これまでに、緑区の十日市場駅前〜上山地区、中区・磯子区の市電保存館前〜みなと赤十字病院の2路線が運行されており、鶴見で3路線目となる。
住民の声で設置
交通局は、2012年度に打ち出した中期的経営計画の中で、ふれあいバスの路線増加を掲げていた。矢向一丁目・元宮地区は、バスがまったく走っていない地域が町内にあり、住民から利便性向上を求める声もあったことなどから、新規路線が設置された。
矢向、元宮以外の地域でも、「バスを走らせてほしい」という声はあるが、道幅が狭く、大型バスを走らせるのは難しいという。
元宮自治会の丸山清吉会長は、「今まで駅やバス停が遠かったので、運行は喜ばしいこと。自治会としてもアピールして、多くの人に乗ってもらえるようにしたい」と話していた。
運行ルートは、鶴見駅前(東口)から横浜市東部病院までの約6・7Km。運行時刻は、朝夕ラッシュ時を除く日中の時間帯で、午前1回、午後1回の計2回。運賃は一般と同様で、大人210円、小児110円(均一区間運賃)。(問)交通局【電話】045・326・3862
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