区老連が50周年式典 功労者50人を表彰
鶴見区老人クラブ連合会(難波一尚会長)が3月27日、創立50周年の記念式典を鶴見区民文化センターサルビアホールで開いた。
区老連は、市内最初の老人クラブである「鶴見区生麦第二としよりクラブ」を前身として、1963年に46の老人クラブによって結成。各クラブの活動のほか、区老連ではスポーツ大会やシルバーフェスタ、カラオケ大会などを開催し、地域の高齢者の健康づくりや地域づくりに貢献してきた。
式典当日は、区会員のほか多数の来賓が出席。山崎幹夫前区長は、「区老連の会員は健康づくりや地域社会のエリート集団と言ってもいい。今後も元気なメッセージを発信していってほしい」と祝辞を述べた。また、区老連の発展に長年寄与してきた理事など約50人に功労者表彰を実施。上寺尾小学校合唱部、東高校チアダンス部、潮田中学校マーチングバンド部の祝賀公演もあった。
難波会長は、「区老連の健康づくりや仲間作り、地域づくりは高齢者の介護予防として長寿をまっとうすることにつながる。今後もさらなる活動にいそしんでいきたい」と抱負を語った。
会員増強が課題
現在所属するクラブ数は120、会員数は約9200人に上る。しかし、数年前から所属クラブ数や会員数は減少傾向にあるという。「原因の一つは60歳から75歳未満のいわゆる『若手高齢者』の加入が進まないこと。少子高齢化を支えていくためには老人クラブの活性化が課題」と難波会長は話している。
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