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横浜市 鶴見中央に自立支援施設 青少年の居場所作る

公開:2013年4月4日

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地域の相談拠点目指す
地域の相談拠点目指す

 横浜市は、不登校やひきこもりなどの困難を抱える青少年の自立支援を行う「よこはま東部ユースプラザ」(鶴見中央3の23の8)を3月27日、鶴見中央に開所した。

 ユースプラザは、15歳から40歳未満の青少年支援を行う地域拠点として、2007年から市が設置しているもの。

 市内18区を北部(都筑・港北・緑・青葉)、東部(鶴見・神奈川・西・中・南)、西部(保土ヶ谷・泉・瀬谷・旭)、南部(磯子・港南・金沢・戸塚・栄)の4つに分け、これまで東部を除く3施設を整備してきた。運営は、市から委託されたNPO法人などが行う。

講座や就労体験も

 市は、ユースプラザと合わせ、総合的な相談窓口である青少年相談センター、就労支援などを提供する地域若者サポートステーションの3機関を柱としており、相互に連携して青少年の自立支援を後押ししている。

 ユースプラザは、青少年本人と家族の相談窓口になるほか、週5日、1日6時間以上「居場所」を常設。ひきこもりから回復し、ある程度外出できるようになった青少年を受け入れ、施設スタッフとの交流を通して、家以外に安心して過ごせる場所を作る。

 また、地域でのボランティア体験やイベント、資格取得に向けた講座、地域商店街と連携した就労体験もある。

利用は登録制

 建物は、旧鶴見福祉授産所を利用し、リニューアルした。1階に相談室、2階にスタッフと利用者がふれあう居場所スペースなどを設けている。運営は、青少年の就労支援活動をするNPO法人「育て上げ」ネット。安藤博子施設長は、「まずは施設を知ってもらわなければ。進路が未決定の学生など、『予備軍』の若者に情報が届くように工夫したい」と意気込む。

 利用は無料。月1回(原則第3金曜日・要予約)実施する説明会に参加後、初回相談を受け、本人の状況やニーズと施設のサービスがマッチしているかを判断した上で、利用登録する。

 開館時間は午前11時から午後7時。毎月第3月曜・日曜・祝日・年末年始は休館。水曜は相談のみ受付。相談は要予約。問い合わせは、【電話】045・642・7001。

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