全国の初期研修医が治療技術などを競う「レジデントメディカルラリー」が、青森県八戸市でこのほど開かれ、済生会横浜市東部病院から参加したチームが優勝を果たした。
メディカルラリーは、医師や看護師、救急救命士がチームを組み、模擬患者に対しての初療の正確さや時間を競うもの。今回は、第17回へき地離島救急医療研究会が主催し、全国で初めて研修医向けに実施された。
リアルな現場
同病院からは2チームが参加。優勝したのは、研修医2年目の塚越瑛介医師と、いずれも1年目の鎌形知弘医師、池端幸起医師のチーム。塚越医師は「3次救急の東部病院で、たくさんの症例を見てきたことが役立った」と話す。
当日は、「事故現場」など、7つのブースが用意され、参加チームは1ブース10分から15分で対応。現場に則した治療はもちろん、周囲の安全確認や警察・消防への通報の判断など、総合的に評価された。
3人は、対応を間違えると容体が悪化するなど、「リアリティーがあった」という現場で、知識や技術を補い合って協力。全国22チームの頂点に立った。塚越医師は、「いい経験になった。今後に活かしていきたい」と語った。
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