地域で認知症患者を支援 郵便局員が対応学ぶ
認知症の理解を深める「認知症サポーター養成講座」が11月6日、飯山医院=東寺尾=で開かれ東寺尾二郵便局と岸谷郵便局の職員約15人が参加した。
養成講座は、受講者に認知症について正しく理解し患者を見守る支援者になってもらうもの。厚生労働省が旗振り役となり、全国各地で行われている。
ネットワーク作りも
今回の講座は、東寺尾地域ケアプラザと鶴見区が企画。東寺尾二の遠峯孝局長が、利用客の中にも認知症患者がいることから、対応法などを学ぼうと講座開催を希望した。「住民向けの講座はあったが、企業向けは東寺尾では初めてだと思う。心強い」とケアプラザの森美由紀さんは話す。
当日は、飯山医院の荒井慶子院長が講師となり、認知症の特徴などを解説。遠峯局長は、「認知症と思われる様子や言動にいち早く気づき、対応できるようになりたい。講座を機にケアプラザや医院と情報を共有しネットワークを作っていきたい」と話していた。
講座は来年3月にも開催予定で、認知症への理解をさらに深めていくという。
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