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被災地への祈り届ける 大本山總持寺 復興企画に1千人超

社会

掲載号:2014年3月13日号

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観客らに歌声を届ける合唱団
観客らに歌声を届ける合唱団

 東日本大震災の発生から3年を前にした3月8日、大本山總持寺で震災復興企画「祈りの夕べ」があった。

 企画は、同寺や鶴見区文化協会、鶴見大学、鶴見歴史の会などからなる実行委員会が主催。昨年に続き2回目となった。

 当日は、物故者供養と復興祈願法要、復興祈念コンサートが実施された。コンサートには、全日本合唱コンクール全国大会で34年連続金賞という輝かしい実績を持つ、福島県立安積黎明高校合唱団らが出演。伸びやかなハーモニーが会場に響くと、訪れた1千人を超える観客から大きな拍手が上がっていた。

 法要の導師を務めた大本山總持寺貫主の江川辰三禅師は、「丸3年経過したが、被災地では様々な問題や不安が継続している。本当の復興は険しく大変な道のり。一日も早く、安寧に暮らせることをただただ祈っている」とあいさつした。

 また、鶴見大学附属高校2年の鈴木智夏美さんがメッセージを読み上げ、宮城県東松島市で震災の10年前から手製の避難所を作り、70人の命を救った男性のエピソードなどを披露。鈴木さんは「震災で備えることの大事さや、思いやる心の大切さを考えさせられた。教訓を忘れずに、生活していく」と述べた。

 会場に訪れていた男性は、「1年に1度、こうした場で思い出すことは重要だと感じた。また思いを新たにしたい」と話した。

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