鶴見区版 掲載号:2014年6月26日号 エリアトップへ

絵本でブラジルを身近に 図書館で読み聞かせ

社会

掲載号:2014年6月26日号

  • LINE
  • hatena
ブラジルのベストセラー絵本の読み聞かせ
ブラジルのベストセラー絵本の読み聞かせ

 ブラジルの絵本の読み聞かせなどを通じて、子どもたちがブラジルを学ぶ「ブラジルと遊ぼうinつるみとしょかん」が6月21日、鶴見図書館=鶴見中央=で開かれた。

 イベントは、サッカーワールドカップが開催され注目が集まっていることや、鶴見は同国につながりのある人々が市内でも多いことなどから、ブラジルを知ってもらおうと企画。鶴見を拠点に、ブラジルを始めとする外国人の生活相談などを行っているNPO法人ABCジャパンの協力のもと、開催された。

 当日は、読み聞かせのほか、ブラジルにまつわるクイズやポルトガル語を学ぶコーナー、同国で人気のアニメ上映なども行われた。参加した兼田彩希さん(小1)は、「アニメやポルトガル語の挨拶を覚え楽しかった」と話していた。

日系人根付く鶴見描く

 鶴見にはなぜブラジルとつながりのある人々が多いのか。読み聞かせでは、その歴史の一端に触れられる絵本が紹介された。

 『リリアン沖縄へ行く』は、ブラジルで日系移民二世の父を持つ女の子・リリアンが、祖父母の故郷である沖縄を訪れ、家族の話から移民の歴史や沖縄の文化を学んでいくストーリー。その中で、鶴見はリリアンのおじが暮らす街として登場する。

親戚頼り出稼ぎ

 日本からブラジルへ移民が始まった1908年当時、沖縄からも多くの人々が豊かな暮らしを求めて海を渡った。その後過酷な労働にも耐えながら、沖縄県移民は現地に適応し、現在も15万人の沖縄系コミュニティがあると言われている。

 戦後1990年以降、ブラジルから多くの日系人が出稼ぎのため来日。もともと沖縄からの移住者が多かった鶴見には、親戚を頼って日系人がやって来るようになっていった。

 作者の一人である金城さつきさんは沖縄県出身。移民の歴史を知る機会が少ない子どもたちのために、「楽しみながら学べる本を作りたかった」という。「この本が鶴見と世界を見つめ直す機会になれば」と金城さんは話している。

 本は、今後鶴見図書館で閲覧可能になる予定。

絵本『リリアン沖縄へ行く』
絵本『リリアン沖縄へ行く』

横浜市鶴見区のご葬儀

ニーズに応じた家族葬プランをご用意

https://daviusliving.jp

<PR>

鶴見区版のローカルニュース最新6

抽選会で育むつながり

抽選会で育むつながり 社会

江ヶ崎町 当選商品を手渡し

9月24日号

被害件数県下ワースト

区内振り込め等

被害件数県下ワースト 社会

過去10年 7番目以上なし

9月24日号

中電停車、課題など確認

中電停車、課題など確認 社会

期成会総会 コロナで縮小も継続

9月24日号

「相談」が資産守る

「相談」が資産守る 社会

 言葉巧み 被害寸前

9月24日号

二輪死亡事故が増加傾向

鶴見署管内

二輪死亡事故が増加傾向 社会

コロナで総数減も、「注意を」

9月24日号

菅内閣がスタート

【Web限定記事】

菅内閣がスタート 政治

小此木氏(鶴見区・神奈川区選出)が再入閣

9月24日号

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 9月3日0:00更新

  • 8月13日0:00更新

  • 7月30日0:00更新

鶴見区版のあっとほーむデスク一覧へ

最近よく読まれている記事

バックナンバー最新号:2020年9月24日号

お問い合わせ

外部リンク