鶴見大学図書館で現在、第137回貴重書展「ロビンソン・クルーソーの世界」が行われている。会期は7月12日まで(日曜閉館)。
展示は、同館が所蔵する貴重書を展示するもので、年3回実施。今回は学校法人総持学園創立90周年記念として企画された。
ロビンソン・クルーソーは、18世紀に出版されたイギリスの小説家ダニエル・デフォーによる小説。船乗りだった主人公が無人島に漂着し生活する様子や、島に訪れた捕虜を助け、ともに暮らす模様が描かれている物語だ。
期間中は、公開されているデータの中では、日本で唯一となる同作の第2版など、貴重な23点を展示。同大文学部英米文学科の専任講師・菅野素子さんは、「当時は挿絵が多く、絵を見て想像を膨らませていたことなどがわかる。馴染みのある本がもともとどんな本だったのか、知る機会になれば」と話す。
展示に合わせ、6月28日に講演会とギャラリートークを企画。「クルーソー、フライデイ、そしてデフォー」と題し、菅野さんが展示解説や講演を行う。
午後2時から。先着100人。参加費無料。予約不要で当日直接図書館へ。貴重書展・講演会等の問い合わせは、鶴見大学図書館【電話】045・580・8274
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