区内でも被害が発生しているアメリカカンザイシロアリの知識などを知ってもらおうと、地域住民対象の対策セミナーが4月29日、向井町三丁目会館=向井町3の73の2=で行われる。
主催は栄町通の工務店・(株)成田組。ホウ素系木材保存剤の施工などを行う日本ボレイト(株)が協賛する。
セミナーは、2社が、アメリカカンザイシロアリの被害に遭った向井町三丁目会館の物置を駆除処理したことがきっかけで企画されたもの。住民らの協力もあり実現した。当日は、シロアリの特徴や知識向上、対策などについて、(一社)日本ホウ酸処理協会理事の浅葉健介さんが説明する。
横浜でも被害拡大
アメリカカンザイは、1970年代に輸入家具や建材などから日本に来た外来種。日本のシロアリのように地中からではなく、羽アリとなって周囲に飛来し、対策の施されていない木造2階部などから被害を広げるのが特徴だ。東京都江戸川区で発生して以来、現在は主に東京都と横浜市で被害が拡大しているという。
時間は午後1時30分から4時ごろ。参加費無料。資料準備のため、事前申し込みが必要。申し込み・問い合わせは、(株)成田組【電話】045・502・8011。
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