区内に約9千人いると推測されている認知症患者への理解を深めようと、認知症の母親との生活をコミカルに描いた映画「ペコロスの母に会いに行く」の上映会が8月21日、鶴見公会堂で開催された。主催は鶴見区役所。
この上映会は、団塊の世代が75歳となる2025年を前に、今後も増加が予想される認知症への理解を地域で深めていこうと、今回はじめて企画された。
当日は地域で見守り活動を行っている民生委員や認知症サポーターなど314人が来場。上映後は渡辺医院の渡辺雄幸院長の解説や、区内ケアプラザで認知症サポーター養成講座などを通して啓発活動を行っているキャラバンメイトの活動紹介も行われた。
征矢雅和区長は「脳の病気である認知症を悲観的にとらえず、ネットワーク作りと正しい知識をもって患者ができるだけ自分の地域で暮らせるようになれば」と話していた。
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