詐欺被害を未然に防いだとして、11月5日、区内3金融機関へ鶴見警察署から感謝状が贈られた。
感謝状を受けたのは、横浜信用金庫末吉支店と同店の森法子さん、みずほ銀行鶴見駅前支店と同店の荒川麗さん・土橋紀子さん、ゆうちょ銀行鶴見店と同店の前田眞さん。
いずれも10月、70代〜80代の高齢者が高額な預金を引き出そうと来店したところ、スタッフが応対。息子を名乗る犯人から金を要求された振り込め詐欺や、架空請求詐欺を阻止した。前田さんは、「被害者は顔見知りだったがなかなか事情を話してくれなかった」と対応の難しさを語る。「話を聞き出す信頼関係を日頃から作っておくことが大事だと感じた」と森さんは話す。荒川さんは「本当のことを言ってくれなくても詐欺を見破らなければ」と決意を新たにしていた。
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