横浜商科大学商学部1年の野島みふゆさん考案の「ボウルざるセット」が、このほど特許を取得し、野島さんが発明者として登録された。今後商品化も目ざしていきたいという。
ボウルとざるを使い、麺や野菜を洗う際、水と一緒に具材が流れ落ちてしまう現象を防ぐ上、コンパクトな収納も実現したもの。
ざる上部の淵の一部に出っ張り、ボウル側にはへこみの形状をそれぞれ配置。洗う際は、ボウルとざるに段差ができるように出っ張りをへこみの無い部分に引っかけ、低くなったボウルの淵から水だけが流れるように工夫。収納時はそれぞれの凹凸部分を重ね、コンパクト収納を実現した。
開発にはアイデア商品が好きな父と協力。互いに料理をするときのボウルとザルの使いにくさを感じていたといい、大きさや流水経路など、試行錯誤を重ね完成させた。上げ底にせず、収納力を高めたのが今回のポイントという。「自分だけでなく他の人も同じように困っているはず。その人たちのためになりたかった」と野島さん。「特許として認められ、自信がついた。別のアイデアも考えたい」と意欲を見せていた。
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