矢向・江ヶ崎の住民交流施設が、この4月に新鶴見小学校そばの敷地に開館予定だ。施設は、地元住民らが企画し準備が進められているもので、昨年12月には上棟式も終えた。「完成まで自分たちの手で作り上げていきたい」と住民らは意気込んでいる。
施設は、鈴木憲三矢向地区連合町内会会長らが発起人となり計画。地域に残る古い農具などの歴史資料を公開しようと企画された。
昨年2月には、市民主体の整備提案に横浜市が助成する「ヨコハマ市民まち普請事業」に認定。多世代の交流スペースや資料展示コーナーなどを設けた、平屋建て総面積35・89平方メートルの施設を作る。
昨年12月19日に建設現場で行われた上棟式には、新鶴見小、矢向小児童や保護者約85人が参加し、建物の安全を祈った。設計・施工を担当する(株)睦建設も出席し、「皆さんに喜んでもらえるものを作りたい」と気持ちを新たにしていた。
今後は小学校の父兄らとともに施設へ水道管を引く作業や、建築費となる協賛金への協力を呼び掛ける。「協力の輪をこれからも少しずつ広げていきたい」と住民らは話していた。
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