京急鶴見駅東口そばの鶴見銀座商店街で11月26日、小学生以下の子ども向けイベント「ちびっこ王国」が行われる。今年で20回目を迎えるイベントは、鶴見中学校の有志生徒が、企画から準備、当日の運営までこなす催しだ。
2回目から生徒主体に
ちびっこ王国は、1996年に始まった。当日のみの仮想通貨「ベル」を使って、子どもたちが商店街内に設置された様々な手作りゲームを楽しむというもの。
1回目は商店街メンバーで実施したが、「小さな子どもたちを迎えるには中学生が良いのでは」という案が挙がり、2回目から鶴見中に協力を依頼。生徒会を中心に有志を募り、ゲーム考案から製作、当日の運営までを中学生が担うイベントとなった。
ゲーム手作り
本番約1週間前となる18日、50人を超える有志生徒が集まり、8カ所設置するゲームコーナーの工作作業にあたった。水を入れたペットボトルをピンに見立てるボウリングでは、何度も試投し、バランスの良い水の量を調整するなど、全員が安全でスムーズに運営することを心がける。
同商店街の大平憲太郎さんは「我々は安全面やできるかどうかなどアドバイスするだけ。考える力もあってみんな大人」と舌を巻く。
小学生のころは毎年のように遊びに来ていたという実行委員長の高倉歩未さん(2年)は「遊ぶ側のときはすごく楽しかった。自分たちと同じように、楽しませたい」と意気込む。
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ちびっこ王国の開催時間は午前11時〜午後3時。雨天中止。詳細問合せは同商店街【電話】501・5250。
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