藻の一種であるミドリムシをテーマにした小学生向けの科学教室が、1月28日、市立横浜サイエンスフロンティア高校=小野町=であった。
鶴見区と同校が連携し、青少年の科学への興味関心を高めることを目的とした「青少年育成サイエンス交流事業」の一環。今回は、同じ小野町に研究所を置き、世界で初めてミドリムシの屋外大量培養に成功した(株)ユーグレナ=本社・東京都港区=が協力して実施された。
特徴学び判別に挑戦
対象となった区内在住・在学の小学4年〜6年生23人が参加。同社研究開発部の阿閉耕平さんを講師に、葉緑体を持つ、赤い眼点があるといったミドリムシの特徴を学んだ。
実験では、同校理科調査研究部の部員8人が手伝い、顕微鏡で微生物などを観察。植物細胞や、自身の頬から採取した動物細胞を見たあと、3種類からミドリムシを見分ける問題に挑戦した。
参加した児童からは「いろいろな生物を見られて面白かった」「ミドリムシのことを知れて興味がわいた」「初めて食べたミドリムシクッキーが美味しかった」などと感想を話した。
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