法政大学女子高等学校=岸谷=がこのほど、国際基準の教育プログラムを実施する国際バカロレアの認定校に決まった。認定校でのプログラム履修と試験成績は、多くの海外の大学で学生の選考基準として採用され、国外進学へのルートを確保するメリットがある。認定を受け同校は、国際的に活躍する人材輩出を目ざしていきたいとしている。
同校は、性別や国籍などにとらわれず異文化を尊重する価値観を育成する「国際化」に向けた取組を進めており、2018年度には共学化を予定。バカロレアの認定もその一環として準備してきた。
国際バカロレアは、国際バカロレア機構が提供する教育プログラムで、プログラムを実践するには、機構の認定が必要。国内では15校が認定されている。
同校では、18年度から認定校としてのプログラムを本格的に導入する予定。同年度の新入生から20人ほどを選抜し、1年間の準備期間を経て、2年次から履修が始まる。数学や理科、芸術など6科目を2年間学習し、英語だけの授業や課外活動なども実施する。
同校は「世界標準の人材養成につながれば」と期待を寄せている。
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