区内で子育て中の母親らが、外国人の親子に向けて英語で子育て情報を掲載した「つるみままっぷ」をこのほど制作した。
「ままっぷ」は、2009年に北寺尾在住の主婦・今井幸子さんが考案。区内の親子で利用できる施設やイベントなどをマップ形式で紹介し、子育てに役立つ地域情報が一目でわかる作りになっている。
英語版は、鶴見区が横浜市内で2番目に外国人の人口が多いことから、ニーズを感じ企画。実際外国人の生活相談などを行う支援施設「鶴見国際交流ラウンジ」=鶴見中央=にままっぷを配架していたところ、「マークが多様され、日本語がわからなくても便利」という声もあったという。
製作過程では、子育て中の外国人の母親にヒアリングし生の声を取り入れた。既存のままっぷで使用していた日本固有の地図記号はわかりにくいという意見には、より連想しやすいイラストに変更した。
また、いつから保育園や小学校へ入るのかなど、日本の教育システムを解説するコーナーも設けた。
「どうしたら使いやすいかを考えながら作った。少しでも安心して子育てしてもらえたら」と今井さんは話している。マップは千部製作。今後地域ケアプラザなどで配布される。
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つるぎん27日に4月25日 |
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