毎日愛犬と近所を散歩するのが日課、という人は多いのでは。馬場町第二自治会(上野泉会長)では、定期的に地域を歩く犬の散歩を、防犯活動に役立てる「わんわんパトロール」に取り組んでいる。
人手不足補う
「わんわんパトロール」は、自治会エリアやその周辺の愛犬家に協力を依頼し、協力者各自が散歩時に地域の見回りをする取組。犯罪行為や不審者、危険な違法駐車などを見つけた際は、110番と自治会事務局へ連絡する。協力者には、黄色いバンダナを配布し、犬やリードに着けてもらうようにする。
もともと実施していた自治会の定期的な防犯活動は、近年参加者が足りず、地域をくまなく回ることが困難になっていた。より多くの住民の参加を促し、町内の犯罪の抑止や防犯意識の向上につなげようと、他地域で実践例のあった「わんわんパトロール」を昨年7月から導入した。
登録数増目ざす
現在登録している犬は約40匹。飼い主が通報した例はまだなく、効果のほどはこれからだが、上野会長は、「バンダナが抑止につながるはず」と期待をこめる。パトロールに参加する住民は、「防犯の目が増えるのはいいこと」と評価する。
今後はさらに登録者を増やそうと、バンダナ50枚を追加製作する予定。「将来的には飼い主でグループを作り、定期的に見回りできる体制を作っていけたら」と話している。
鶴見区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>